STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 2005年 06月号

STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 2005年 06月号

漫画が再注目されている今の日本じゃ、もう一昨年、去年、半年前の漫画レビューやお勧め漫画の紹介特集なんて古い内容になってしまうのかもしれませんが、結局いいモノだけ残っていくものなので、その時代、その時に「今アツイ漫画」というものは未来に受け継がれるので買って損はしないと思う。そもそも漫画のレビューなんて、あてにしない方がいいだろうなと思う。漫画まで評判で買っているようじゃ、面白みがない。なんとなく手に取った漫画が案外面白かったりするからなあ。

「テクノ歌謡」ディスクガイド

「テクノ歌謡」ディスクガイド

こういう辞典的な本は買いです。あっても絶対困らない。内容が濃い。濃密。本当、Perfumeのおかげでテクノが改めて表向きに扱われるようになって良かったと思う。おかげでPerfumeをカラオケで歌って踊っても受ける時代になった。本当時代の流行はマスコミによって適当に作られてまた流れて、また再注目されて、流れての繰り返しだ。しかし、名曲や迷曲だけは永遠に残るものなのだ。だから、こんな本ができるのだ。いい時代だよ。本当。

ヒメアノ~ル(1) (ヤンマガKCスペシャル)

ヒメアノ~ル(1) (ヤンマガKCスペシャル)

面白い。こう、なんて、言うんだ、人間の心の奥のじゅくじゅくしたとこ突いてる漫画だと思うんですよ。それぞれのキャラクターのじゅくじゅくを誰もが少なからず持っていると思うんです。だから、これから、どう、このじゅくじゅくが交差して絡んでいくのかが気になる感じです。なかなか初っ端からガツンとした言葉が飛んできて「ほほぅ」な漫画です。

世界の終わりと夜明け前 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

世界の終わりと夜明け前 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

浅野いにおが描く女の子のクシャッとした顔が好きだ。ああ、なぎもその顔よくするって思う。浅野いにおの漫画はいつも最後になってきちんと話が綺麗になる。あまりにも世界が眩しく感じられる終わり方で好きだ。あと、浅野いにおが描く男の子は個人的に好きなタイプの男子が多いので、その男の子を好きになる女の子の気持ちもよおく理解できるのも嬉しい。少女漫画に出てくる男子よか、よっぽどツボを心得ている。カラーのページがとても綺麗で気持ちよかった。夜更けに読んで良かった漫画だった。おかげでその日は気持ちよく眠りにつけた気がする。

月刊太田莉菜 (SHINCHO MOOK 107)

月刊太田莉菜 (SHINCHO MOOK 107)

月刊シリーズの写真集は毎回好きです。まあ、誰が特集されるかによってテンションの上がりもかーなり違いますが。実を言うと太田莉奈は特別好きってわけでもなかった。むしろ、髪が長い時の方が個人的にはミステリアスな美少女って感じで好きだった。でも、映画のユモレスクを見てから、ショートの彼女も好きになった。というか、あのスレンダーなスタイルに夢中になった。無駄に長い手足と華奢な鎖骨がとても魅力的に感じたのだった。そんな自分は、この月刊をある日買いに行き、たまらなく満足したのを覚えている。中でも、人形だらけの部屋で脚を雑に広げて寝転がっている写真には「コレだよ!」と言う位にしびれた。本当、あの細くて無駄に長い脚を持て余してる感じがすごくいい。月刊シリーズはやっぱりコレって写真を持ってくるから好きだ。

クイック・ジャパン (Vol.68)

クイック・ジャパン (Vol.68)

このQJは、まず表紙買いでしょ。この「ほしのあき」にピンクの文字で「QJ」だもん。センス良すぎだ。中身も好きなんだけどね。グラビアアイドルの写真がまずざーっとあって・・グラビアアイドル一覧もあって・・うん、この号はすごく良かったなあ。でも毎回思うんだけど「QJ」の特集は全部使ってして欲しいなあといつも思う。あともう少し第一特集のボリューム増やしたらいいのになーって。よくばりですか??

Blue Diamond

Blue Diamond

「ちょっと期待はずれだったー!」と言うのが、なぎの個人的な意見。と言うのも、昔の「H」に出てた頃のような写真を期待していたから。完全に雑誌「Sweet」とか「ViVi」寄りの思考の写真ばかりだったので、なぎは少し残念。いや、カワイイのは間違いないんだけど。あと、見て思ったのが、ひなのちゃんのスタイルが少し変わったなあということ。昔のリカちゃん人形的なスレンダーな体系ではなく、少し筋肉ついた女の体になってて(まあ年齢も28歳になったしなあ)少し残念だった。いや、現在のひなのちゃんもカワイイけど、「ひなのちゃん」と呼ぶ姿ではなかったし、「カワイイ」とか「キュート」というような形容詞が似合わなくなってしまった。「吉川ひなの」と呼ぶべきだと思ったし、「かっこいい」がどちらかと言うと似合うようになってしまった。